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某電子企業
EUコンテナ清掃機
高効率清掃、除塵・除静電。多種コンテナサイズに対応。
プロジェクト概要
本プロジェクトは、某電子機器製造企業が導入したEUコンテナ(欧州規格折り返しコンテナ)全自動清掃設備です。本設備は日本市場向けEUコンテナ清掃ニーズに特化して設計されており、単一のEUコンテナ外表面の清掃、除塵、除静電を50秒以内で完了することが可能です。多種多様なコンテナサイズに対応したカスタマイズ清掃をサポートし、日系電子機器メーカーでの実績も豊富で、人手による清掃の不徹底、静電残留、低効率といった長年にわたるお客様の課題を効果的に解決してまいりました。


お客様が直面していた課題
プロジェクト開始前、お客様はEUコンテナの回収・清掃工程において以下の課題を抱えていました。
- 清掃の不徹底による粉塵・ホコリ残留:EUコンテナは搬送過程で粉塵やホコリなどの汚染物質が付着します。雑巾やエアガンによる人手清掃では、隙間や隅々に付着した汚れを完全に除去することが困難であり、コンテナ内の精密電子部品の清浄度に悪影響を及ぼしていました。
- 静電気の除去困難:プラスチック製のEUコンテナは搬送中に静電気が発生しやすく、静電気の吸着力により粉塵が再付着するだけでなく、静電気放電によりコンテナ内の精密電子部品が損傷するリスクもありました。人手清掃では静電気を効果的に除去することができませんでした。
- 低効率と多大な人的リソースの消費:人手によるEUコンテナ1個の清掃には数分を要し、清掃品質は作業者の熟練度と責任感に依存していました。生産規模の拡大に伴い、清掃作業は多くの労働力を占めるようになり、コストが高止まりしていました。
ソリューションと中核機能
当社はお客様向けに全自動EUコンテナ清掃設備を提供し、以下の中核機能を実装いたしました。
- 高効率清掃:複数組の回転ブラシと高圧エアブローの組み合わせにより、EUコンテナ外表面6面の全面清掃を50秒以内で完了し、付着した粉塵や粒子を徹底的に除去します。
- 除塵・除静電:高効率フィルターシステムとイオンブロワーを内蔵し、清掃と同時に除静電処理を実施することで、静電気吸着を防止し、粉塵の再付着を防ぐとともに、コンテナ内の精密部品を静電気損傷から保護します。
- 多サイズ対応:多種多様なEUコンテナサイズに対応するため、迅速調整機構により異なるサイズのコンテナに簡単に切り替え可能で、治具交換の必要がなく、多品種の回収コンテナ清掃ニーズに対応します。
- 自動化稼働:搬送ラインによる自動ローディング・アンローディングを採用し、清掃工程は全自動で稼働します。オペレーターは定期的にEUコンテナを補充・取出しするのみで、人手介入を大幅に低減します。
- 安定・信頼性:実績のある信頼性の高い部品と制御システムを採用し、安定稼働と清掃品質の高い一貫性を実現し、連続生産タクトの要件を満たします。
対応コンテナサイズ(参考)
| No. | 長辺(mm) | 短辺(mm) | 高さ(mm) | 蓋の有無 | 内容物(kg) | 日処理数(個) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 375 | 305 | 130 | 无 | 0.8 | 50 |
| 2 | 470 | 370 | 155 | 无 | 1.3 | 15 |
| 3 | 630 | 390 | 210 | 有 | 5.4 | 36 |
| 4 | 440 | 280 | 150 | 无 | 2.2 | 48 |
| 5 | 470 | 370 | 155 | 无 | 2.7 | 230 |
| 6 | 605 | 370 | 125 | 无 | 5.4 | 10 |
| 7 | 605 | 370 | 125 | 无 | 1.6 | 38 |
| 8 | 470 | 370 | 155 | 无 | 3.4 | 8 |
| 9 | 335 | 335 | 105 | 无 | 0.8 | 8 |
| 10 | 450 | 290 | 170 | 有 | 6.8 | 124 |
| 11 | 450 | 290 | 175 | 有 | 4.2 | 48 |
| 12 | 470 | 370 | 155 | 简易 | 3.2 | 39 |
※ 日処理数は参考値です。実際の生産能力は作業状態や現場状況により異なる場合があります。
※ カスタムサイズにも対応可能です。詳細なニーズに応じたコンテナ清掃ソリューションを提供いたします。

プロジェクトの成果
本EUコンテナ清掃機の導入により、お客様の回収コンテナ清掃工程において以下の効果を達成しました。
- 清掃効率が大幅に向上:1コンテナ当たりの清掃時間が人手による数分から50秒に短縮され、効率が5倍以上向上し、生産ラインの高いコンテナ回転ニーズに対応可能となりました。
- 清掃品質が顕著に改善:機械清掃に除塵・除静電処理を組み合わせることで、人手をはるかに上回る清掃徹底度を実現し、粉塵残留や静電気吸着の問題を効果的に解消し、コンテナ内の精密部品の品質を確保しました。
- 人件費が大幅に低減:従来は複数人が専任で行っていた清掃作業を設備が自動で完了し、多くの労働力を開放し、人件費を70%以上削減しました。
- 清掃品質の一貫性と安定性:設備の清掃効果は安定しており、作業者の熟練度に依存せず、品質の一貫性が顕著に向上しました。
